企業・団体向け野菜等摂取普及啓発の推進
企業・団体向け普及・啓発活動について
ファイブ・ア・デイ協会での取組
(1)目的
従業員食堂を活用したメタボリックシンドロームなどの健康対策として、副菜(野菜)摂取拡大の推進、食事バランスガイドの活用をめざす普及・啓発活動を4社で実施した。企業の福利厚生部門と給食受託事業者等とが連携し、野菜たっぷりメニューの提供や、食堂店内での情報掲示、管理栄養士による食事相談などの健康イベントを展開した。
(2)取組内容
●実施実績
企業名 (実施事業所) |
取組期間 | 平均喫食数 (利用者男女比) |
営業時間 (ランチのみ記載) |
席数 | 配膳形式 |
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A社 | 20年10月14日 〜17日 |
約750食 (男性7割) |
11:30〜14:00 | 327席 | カフェテリア形式 |
B社 | 21年1月14日 〜23日 |
約900食 (男性7割。主に30代) |
11:00〜14:00 | 800席 | カフェテリア形式 |
C社 | 21年3月17日 〜27日 |
約350食 (男性7割) |
11:30〜14:00 | 250席 | カフェテリア形式 |
D社 | 21年3月6日 〜13日 |
約350食 (男性7割) |
12:00〜13:30 | 150席 | カフェテリア形式 |
給食受託企業:西洋フード・コンパスグループ(株)、ユーレストジャパン(株)
(3)効果測定
●調査方法
取組実施の前後で、食堂利用者(企業 従業員)を対象に記入型アンケートを行った(ランチ時、食堂内テーブルにて記入、下膳口にて即回収)。
●結果概要
従業員食堂でのアンケートでは、現状の食生活において1日に必要な野菜量が十分にとれていないこと、摂取目安量の正しい知識が不足していることの実態把握とともに、当取組を通じて野菜摂取に対する正しい知識提供がなされ、野菜摂取量の増加につながったという効果がみられた。
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