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やさいの栄養成分情報提供の推進

1. トマト、ピーマン、キャベツの栄養・機能性成分の分析

平成18年度 調査結果の概要

1.品目、品種、産地および分析項目

品目品種産地分析項目
トマト1桃太郎8岩手県産:夏秋トマト水分、リコペン、α−カロテン、β−カロテン
トマト2マイロック栃木県産:秋・冬期
ピーマン京鈴岩手県産水分、α−カロテン、β−カロテン、ビタミンC
キャベツ岳陽群馬県嬬恋産水分、ビタミンC・α−カロテン、β−カロテン、メチルメチオニンスルホニウム塩(ビタミンU)

2.サンプリング方法

1) 収穫時期による変動を見るためのサンプリング方法

検体の決め方は以下の通りとした。

  1. (1) 出荷直前(JA出荷場)のものを分析試料とする。
  2. (2) 生産者は特定しない。
  3. (3) グレードは消費量の多い規格のもの。
品目規格時期分析の間隔と回数出荷日サンプル数
トマト1M玉7月11日〜8月29日1週間おきに8回主に火曜日
各10検体
トマト211月13日〜11月20日1週間おきに2回主に月曜日
各10検体
ピーマンAM玉7月12日〜8月23日1週間おきに6回主に水曜日
各10検体
キャベツ8玉7月24日〜8月28日1週間おきに6回主に月曜日各10検体
  • トマト1 (分析検体数8回×10検体=80検体)
  • トマト2 (分析検体数2回×10検体=20検体)
  • ピーマン (分析検体数6回×10検体=60検体)
  • キャベツ (分析検体数6回×10検体=60検体)

2) サンプリングの部位等

五訂増補日本食品標準成分表(以下食品成分表と示す)におけるサンプリング方法に準ずる。

  • トマト・ピーマン・キャベツ:検体は全て皮付きとする。
  • ピーマン:種ぬき、わたぬき。
  • 部位を統一した。

3) 測定に用いた検体の調製方法

  1. (1) トマト(へたを除く) へたの部分を包丁で約1cmの深さにくり抜き、1個全量をミルカップに入れてカップ内で刻んだのち粉砕して試料とした。
  2. (2) ピーマン(へた、しん及び種子を除く) 縦半分に切ったのちへたの周りに包丁で切り込みを入れ、へたと種子及び種子に付着しているわたの部分を除いた。5個について処理をし、その後全量をミルで粉砕して試料とした。
  3. (3) キャベツ 外葉を除き、1個を4分割したのち芯を除いた。対角の1/4個を合わせ、粗く刻んでからフードカッターで粉砕し試料とした。
    ※外葉(巻いていない葉)は2−3枚除くことが多かった。

4) 分析の方法

  • 水分、カロテン(α−カロテン、β−カロテン)ビタミンC:五訂増補日本食品成分表分析マニュアルに準じる。
  • リコペン、ビタミンU:(財)日本食品分析センターのマニュアルに準じる。

3.栄養・機能性分析結果

トマト (桃太郎8) まとめ
トマト (マイロック) まとめ
ピーマン (京鈴) まとめ
キャベツ (岳陽)まとめ

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