会員企業のみなさんの活動の様子、感想などをご紹介する、活動レポート。
略して【活レポ】。今回は事務局としての活動をご報告させていただきます。
事務局では、食育体験ツアー以外にも食育に関する活動のご依頼をいただくことがあります。
今回は、独立行政法人 国際協力機構(JICA)様より
国別研修でマレーシアのみなさんへ食育に関する講義のご依頼をいただきました。
2019年9月11日(水)
JICA中部 2019年度国別研修マレーシア
ご参加:マレーシア 保健省の方など 13名
会 場:JICA東京
まず講義は『5 A DAYとは?』から始まり
日本について、日本食について。
日本食は、世界無形文化遺産にもなっているので
海外の方もなんとなく知っています。
そこで、日本の食について出た質問。
①マレーシアは、大体1プレートで混ぜて食べる。
日本食は、ごはん、みそ汁、主菜、副菜と分かれているが
どれから食べるというような順番があるのか?
(順番は決まっていないが、ごはんだけ食べ、次はみそ汁、というよりは
バランスよく順番に食べた方が良い。)
②「いただきます」「ごちそうさま」を日本の子供たちは全員が知っているの?
(親から子へ教え継がれているので、知っている。)
③マレーシアは、ファストフードの影響もあり、近年、食に変化が見られている。
日本での1965年と、近年での食事内容を見ると、油やお肉の摂取量が増えていたり
食の変化があるのは、日本もファストフードの影響か?
(それも変化の理由の1つ)
でした。
ちなみに、②の質問に対して、マレーシアでは食事の前後、みんながする挨拶はあるのか?
あるとしたら、なんと言うのか?を質問してみたところ
マレーシアでは、多くの人がイスラム教のため、食事前後はお祈りをするそうです。
お祈りの文言については、各宗派によって異なり、この場合、マレー語ではなく
アラビア語でするそうです。
なので、日本の「いただきます」「ごちそうさま」のように全員が同じことを
言うワケではないそうです。なるほど・・・
午後イチの講義だったため、そろそろ集中力が切れ始めた頃。
講義は、ファイブ・ア・デイ協会の活動内容、さらには食育体験ツアーの
内容説明に入ります。
日本食同様、海外で日本と言えば “アニメ”
動物のキャラクターが書いてある資料を見て
「(子供たちに)アニメを見せるの?」と興味津々。
アニメに出てくる、サルのサルキチくん、クマのマークくん、たぬきのポンタくん
きつねのコンスケくん、うさぎのピョンコちゃん、キリンのリンダくん、と
それぞれのキャラクターのダメな食事について説明を聞き
みなさん「おぉ~」と、とても良い反応でした。
※このアニメ『たべるのおはなし』 電子絵本は こちら アニメは、こちら
からご覧いただけます。(アニメは日本語吹き替え、英語字幕付きです。)
続いて、三色食品群。実際にマグネットツールを使って説明。
ここでも人気の、アカッチ、キータン、ミドリン。
みなさん、すぐに「アカッチー」「キータン」「ミドリン」と覚えてくれました。
通訳さんも「野菜が足りない」と言ったところを、野菜ではなく「Midorin」と訳し
研修生のみなさんもきちんと理解されていました!
実際に研修生の方にもマグネットツールを使ってもらいました。
朝ごはん、食べてきた人?という質問に元気よく手を挙げてくれた、みなさん。
首の後ろを触ると温かさを感じます。この温かさが “熱” です。
“熱” を作る食べものは、キータンです!ということで、
みなさん “熱” を感じています。
全ての講義が終了。講義のあとは、最後に恒例の血管年齢測定会。
血管年齢測定器。会員企業のみなさんには、無料でお貸出し出来るのですが
このような講義の際もみなさんに測っていただくと、とにかく盛り上がります!
しかも、その盛り上がりは、全世界共通!!ということが
前回のJICAさんの講習でわかったので、今回も行いました。
今回はみなさん、だいぶ優秀で血管老化偏差値もほぼ標準値でした。
このような講義は、今まで何回かあったのですが
今回が一番熱心で、盛り上がったように思います。
事務局もとても楽しい時間を共有させていただき
貴重な経験をさせていただきました。
ありがとうございました!!
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※「5 A DAY運動」について詳しくは こちら をご参照ください。
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※5 A DAY食育体験プログラムにご参加の皆様
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