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野菜・果物に関するFAQ

Q and A

12. 抗血栓作用があるとされる野菜にはどのようなものがありますか?

抗血栓作用とは血小板の凝集を抑制して血栓の形成を防ぐ作用であり、脳血栓や心筋梗塞などの予防に重要です。野菜の中でこの作用が最も強いのはホウレンソウ、パセリ、ニンニクであると報告されています。次いでニラ、シュンギク、カブ、トマト、カイワレダイコン、長ネギ、ニンジンが強い効果を示します。ニンニク、ニラ、長ネギのようなネギ類の活性成分はネギ類特有の辛みや臭いの成分である含硫化合物であることが知られています。これらの野菜を摂ることによって血栓形成が抑制的な影響を受けることは十分考えられますが、その効果の程度は明らかではありません。また、すでに患っている血栓症などがこれらの野菜摂取だけで改善されるわけではありませんので、ご注意ください。

(文責 東 敬子)


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