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国産やさいの情報提供の推進

外食・中食向け普及・啓発の実施

外食・中食での取組み

A社の取組み

(1)目的

小売量販店の中食を活用し副菜摂取拡大とバランスよい食習慣を啓発するため、「プラス野菜でバランスアップ」と題し「調理+惣菜(副菜)1品」の食べ方・選び方提案による食事内容のバランスアップ訴求などを実施した。青果売場とデリカ売場とが連動し、多面的な切り口で副菜摂取を推進し食育情報提供の場となることをめざして実施した。

(2)取組内容

●展開期間

平成20年10月30日〜11月30日

●展開場所

食品コーナー デリカ(弁当・惣菜)売場、青果売場

●実施実績

【全店対象】(1)惣菜商品の副菜量表示(シール・ポスター・POP掲示)、 (2)ふだんの食事に野菜系惣菜を組合せる食べ方とレシピの提案(POPと店内情報誌掲載)、(3)提案レシピ連動型 青果物クロスクーポンの展開 【イベント実施5店舗】上記に加え、(4)副菜摂取推進オリジナル弁当の開発、販売(食品メーカーの管理栄養士によるレシピ提供)、(5)食育イベントの実施(管理栄養士による店頭食事相談、「副菜1つ」分相当の生野菜と野菜料理(惣菜製品)の見た目比較展示など)

(3)効果測定

イベント実施5店舗の来店客へ聞き取り型のアンケート調査を実施。

●結果概要

グラフ

野菜の摂取目標量「350g」の認知は「以前から知っていた」が最も多い(4割強)が、目安量の「5皿程度」は「知らなかった」が最も多く半数を占めた。知識としての数字の認知率は高いが、日常生活に活かせる具体的な形での理解は薄いことがうかがえた。
当アンケートは1日に必要な野菜摂取量の写真を提示しながら実施。回答者は20〜60代の662人にのぼり、買い物の場という日常の一コマでの効率的な啓発活動につながった。

B社の取組み

(1)目的

外食業において副菜摂取拡大とバランスよい食習慣を啓発するため、「外で食べてもちゃんと野菜」と題し、主に30〜40代女性を対象として、メニューへの野菜量表示や、管理栄養士による副菜摂取推進コラムの掲載などを実施した。また啓発・訴求活動の実施主体である現場担当者を対象に副菜摂取と食育に関する社内研修を行った。

(2)取組内容

●展開期間

平成20年3月10日〜5月31日

●実施実績

(1)旬(春)野菜を使った小鉢組合せ型定食「一汁五菜」の提供、(2)野菜サ イドメニュー(スープ・サラダ)と組合せる食べ方の推奨、(3)メニューの野菜量表示、(4)メニューブックへ、管理栄養士 竹内冨貴子先生による、外食で野菜をたっぷりバランスよく食べるアドバイスコラム掲載、(5)社内研修(関東・中部・関西)実施。

(3)効果測定 社内研修会でアンケート調査を実施

●結果概要

社内研修会でのアンケートの結果、食事選びで重視することの上位は「好きなもの」(81%)、「価格」(63%)、「ボリューム」(44%)。「野菜の量」は25%で9選択肢中7番目と低い順位だった。野菜摂取量(「350g」「5皿」)については約半数が認知していたが、実際の野菜摂取の現状は2皿未満が7割を占めた(右図)。研修会に対する評価は高く9割が「役に立った」「良かった」と回答。消費者の食生活に直接関わる外食業従事者に対する啓発の機会を通じ、外食産業界での副菜摂取拡大に対する理解と協力度が高まり、産業基盤に反映されることは、大きな意義があるといえる。

詳しい内容はこちらへ→ ファイブ・ア・デイ協会


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