1. ホーム

きく聴く聞く

5 A DAY食育インストラクター養成講座修了生の皆さん
お元気ですか?

今年は早くもインフルエンザが流行しはじめ、
明日10月3日に沖縄・那覇で開催予定の
児童向け「5 A DAY食育体験ツアー」が
学級閉鎖のため中止(延期)となりました。

どうぞ皆さんも、お体をお大切にお過ごしください。

そして、これから食育体験プログラムの予定がある方は、
園や学校からの情報入手と、天気予報のチェック、
そして関係者との連絡を入念にいたしましょう。


さて、秋。菊の花がきれいなシーズンですね。
ということで、「きく」のお話。

皆さんはキキジョウズ、キカセジョウズですか?

きくという文字を漢字変換すると、
聞く・聴く・利く・効く・訊く・尋く
などいろいろ現れますが、
ビジネスで特に大事な「きく」は、
「聴く」だそうです。

 

私たちの5 A DAY食育体験プログラムも
「聴く」がとても重要です。

 

「聞く」、門構えに耳と書く漢字は
英語でいうHearで、
音の刺激が耳に入る状態。

どこか遠くで鳴っているサイレンのように
耳に入ってくる、聞こえる、といった
受け身的な状態です。

 

それに対し、「聴く」
「耳十(たす)・目・心」と書く、は
英語のListenで、
相手の声や言葉にしっかり耳を傾け
目と心も駆使して積極的に内容を理解しようとする
ことなのだそう。

 

秀れたインストラクターは、
子どもたちの発言や反応をよく「聴く」。

子どもは自分の話を聴いてもらうことで
安心し、気分が良くなり、集中力や学習効率を
高めることができます。

これは、子どもだけではないですよね。

気持ちよく話を聴いてくれる人に対しては
好感を抱き、その人の言葉に納得しやすくなります。

 

一方、インストラクターには
子どもたちに「聴かせる」技術も求められます。

聴くことは、とてもパワーを使い、集中力も必要。
特に興味のない話を聴くには忍耐力も必要です。

そこで、子どもたちと対話をしながら
耳も目も心もがっちりつかみがら指導することが、
より質の高い学習につながります。

 

聴く、聴かせるを意識して、より発見の多い
充実した指導を目指してみませんか。

 

それでは今日も、
Hi, FIVE! Let’s  5 A DAY!