1. ホーム

2学期、学習目的をふりかえる

2学期が始まり
気候もずいぶん涼しくなりました。
5 A DAY食育インストラクターの皆さんは
お変わりなくお過ごしでしょうか。

2学期になると5 A DAY食育体験プログラムは
小学生を対象とした「児童向けプログラム」
の実施数がぐんと増えます。

児童で最も多いのが、
小学3年生の社会科の授業の一環として
参加される方です。

もともと「児童向けプログラム」は、
スーパーマーケットへ社会科見学で訪れる
小学生に、食育の学習も含めて伝えることから
開発、発展してきました。

そこで、大切なのは、参加者側の目的、
学習の目標をふまえて、
食育プログラムを実施することです。

これは、小学生向けに限らず
園児プログラムも同じことがいえると思います。

園や学校の先生の方針や意図と食い違っては、
せっかく皆さんが
心を尽くした食育学習を行っても、
相手の満足を得られぬ結果に終わらぬとも限りません。

そこで「相手を知る」。
これはビジネスマン誰もがやっていることですが、
相手のニーズ、立場、困りごと、喜ぶことを
知って、解決策を提示することが、
この食育の活動においても重要です。

園や学校の事情を知る、一つの手がかりとなるのが「学習指導要領」です。

学習指導要領において、「食育の推進」は
「体育科(保 健体育科),家庭科(技術・家庭科)及び
特別活動の時間はもとより,各教科,道徳科,
外 国語活動及び総合的な学習の時間などにおいても
それぞれの特質に応じて適切に行うよう 努めること。」
と示されています。

各教科等の特質によって食との関わりはそれぞれですが、
関連する教科等において食に関する指導を行うことで、
食育の充実につなげることのみならず、
それぞれの教科の目標がよりよく達成されることが
ねらいになっています。

社会科のみならず、
国語・算数・理科・社会・外国語・保健・道徳等々、
「5 A DAY食育体験プログラム」は、
様々な学習要素を踏まえながら
生涯学習である食について学べることが、
教育者からの高い評価につながっています。

「学習指導要領」について詳しくは
★文部科学省「学習指導要領」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1383986.htm


それでは今日も、Hi, FIVE! Let’s 5 A DAY!